曖昧な日々

夏の香り/渚瞳
を見た、確かに技術はあるが全体の構成は駄目だ。画面に空白がなく、時間軸には間が無い、余白を作るのが怖かったのだろうか、ありとあらゆるエフェクトを詰め込んだ感じだ。常に緊張しっぱなしで途中でだらけてしまう。

それから音楽と映像もあっていない、常にあわせる必要は無いが、ここまで合わないもの珍しいともう、編集している間に自然に音楽のテンポになっていくが、このムービーの場合はそうではない、必然性も感じられず浮いている。

一番気になったのはエフェクトのキーフレームの打ち方だ、同じようなタイミングでキーフレームを打っているので、動きが直線的で違和感を覚える。

表現の手段としてエフェクトがあるが、このムービーを見る限りエフェクトのためにMADがあるとしか思えない。